「変化しつつある、日本人の生活スタイル」についての、雑談 | 大阪の片隅から「日本社会を変えたい!」と思い「こっそり」と叫ぶ。

「変化しつつある、日本人の生活スタイル」についての、雑談

今日の記事は、
「日本人の今の生活が垣間見えた、二つの広告についての雑談」
です。
あくまでも、「雑談」ですので、
お忙しい方、お疲れの方は、遠慮なくパスしてください!


まず、一つ。
「夜用の洗濯用洗剤のテレビCM」
です。
これは、
「夜、洗濯して、夜、干しても、きちんと仕上がる」
といった洗剤だそうです。
そのCMでは、
「今、共働きの世帯の○○%が、夜洗濯している」
といった事も、紹介していました。
私の知り合いでも、
「夜、洗濯、夜、干す」
といった人が、増えています。
「洗濯は、朝して、昼、干す」
という生活スタイルが、当たり前のはずでしたが、
「今は、そんな当たり前のことが、出来ない時代になったんだなあ」
と、感じました。


もう、一つ。
電車の中の広告です。
それは、
「とある、栄養ドリンクの広告」
でした。
大きな字で、
「夜、帰りが遅い!前の日の疲れが、取れない!
そんな方に、おススメ!」
といった事が、書かれていました。
その字のバックには、
「ベッドに座り込んで、大あくびをするサラリーマン風の男性の写真」
が、写っていました。
何より驚いたのが、その写真の隅に、時間が書かれていました。
その時間が、
「AM 3:00」
です。
今、日本は、
「実は、これでも、好景気」
だそうです。
それなのに、
「人手不足」
です。
しかも、「経費節減」の名のモトに、
「経営者側が、簡単に、人を増やそうとしない」
のも、現実です。
ですから、
「今、働いている社員への、負担がどんどん重くなっている」
のです。
たとえば、
「都市部のマンション建設ラッシュの影響で、好景気な建設業界」
です。
私の知り合いに、建設業界で働く人がいますが、
「平日の帰宅は、ほとんど深夜。
休日も、ほとんど仕事。」
が、当たり前だそうです。
おまけに、それだけ働いても、
「給料が、たいして多いわけでは、ない」
のです。
ですから、栄養ドリンクの広告にあった、
「AM 3:00という時間」
は、あながち無茶な時間でもなく、
「意外と、共感する人が、多い」
のでしょう。


この二つの広告に共通するのは、
「日本人の生活が、変化しつつあることが、わかる」
という事です。
「良い方向」
なら、いいのですが、そうでもありません。
「日本は、豊かな国」
だとは言いますが、
「昼、洗濯が干せず、毎日、帰りが深夜になる」
そんな生活が「豊か」でしょうか?
「本当に、豊かな国とは、どんな国だろう?」
ということを、この二つの広告を見て、考えさせられました。
以上、
「おっさんの、雑談」
でした!