大阪の片隅から「日本社会を変えたい!」と思い「こっそり」と叫ぶ。 -6ページ目

自民党総裁選で盛り上がるマスコミに、「?」

昨日は、「歴史を楽しもう!」の日でしたが、お休みしました。
更新は、なるべくマイペースで!と、決めましたので。
ただ、寝る寸前まで、相当悩みましたが。
でも、また無理して苦しい目には、会いたくありませんので、お許しください。


ここ一週間、
「自民党総裁選」
の話題が、よくマスコミでも取り上げられていました。
「福田氏 対 麻生氏」
の、争いです。
報道では、何やら、
「福田氏、勝利間違いなし!」
「麻生氏が、追い上げ!」
など、色々な憶測が飛び交っています。
ですが、よくよく考えると、この選挙は、
「自民党の総裁を決める選挙」
ですから、私達国民に、選択権はありません。
なのに、マスコミでこれだけ盛り上がるのは、不思議な感じです。
確かに、自民党総裁が、首相になるのは、ほぼ間違いないのですが。
それにしても「?」です。


日本の首相は、
「議会での代表者」
といった存在です。
ですから、自民党総裁選が終わった後、
「議会で首相を選ぶ投票が行われる」
のです。
つまり、
「衆議院で圧倒的過半数である自民党総裁が、首相になるのは、当たり前」
いわゆる、
「自民党総裁 イコール 首相(内閣総理大臣)」
なのです。
敗戦後の日本は、ほぼ、こんな状態が続いています。
「私達国民に、首相の直接の選択権は、ない」
のですが、
「間接的になら、ある」
と、言えます。
なぜなら、本当に当たり前のことですが、
「議会の議員を選んだのは、私達国民」
なのです。
ですから、
「首相選びに関わる議会(衆参)選挙が、本当に大切」
なのです。
それなのに、
「直接投票するわけでもない総裁選で、妙に盛り上がる」
のが、私には「?」なのです。


先ほど述べたとおり、現状では、
「自民党総裁 イコール 首相」
です。
しかし、
「議員の選び方次第で、首相を選んだことになる」
にも、なるのです。
そのいい例が、つい最近ありました!
「参院選自民党大敗が、安倍元首相を、辞任に追い込むきっかけに、なった」
のですから。
選挙とは、本当に「しつこい」ですが、大切なのです。


福田氏か、麻生氏かは、まだわかりません。
しかし、どちらがなるにしろ、
「国民の視線を、気にせざるを得ない」
でしょう。
自民党が、今回選び方を間違えれば、
「次の選挙になれば、参院だけでなく、衆院でも与党転落は、確実」
なのですから。
次の首相の行動には、
「日頃から、しっかりと、視線を送っておく」
ことが、大切です。
そして、
「次の選挙で、その審判を、行う」
のです。
それが、
「有権者としての、今の、いえ、日頃の心構え」
だと、思います。
「政変は、政治家が行う、のでなく、国民が行う」
のですから。



「法には違反しても憲法には違反しない!」と語った、とある村長さんについて。

先ほど、食事をしながら見ていたテレビでは、
「昭和30年代に、とある村の乳児死亡率を、ゼロにするため、奮闘した村長」
の特集が放送されていました。
この村長さんは、目標達成のため、色々な政策を実行します。
その中でも、驚かされたのが、
「乳児医療費、無料化」
です。
「国民健康保険法に違反する行為」
だと批判を受けた村長は、
「法には違反しても、憲法には違反していません」
と、反論したそうです。

正直、驚きました。
こんなことを言う日本人が、いたのですね。


今の政治家達は、何かにつけて、
「法律で決められていることだから」とか
「手続き上、問題は、ない」
などという事を、口にします。

これは、政治家だけでは、ないかもしれません。

「都合の悪い時ほど、法を持ち出す人」

が、増えている気がします。
別に、「法を守ることが、悪いこと」とは、言いません。
ですが、
「法の上にある憲法は、私達国民を守るために、ある」
という基本を、政治家を含めた、私達日本人は、忘れているのかもしれません。


つい最近辞任された首相は、憲法改正を主張されていました。
今後の成り行きは、どうなるかは、わかりません。
これから先、賛否量両方の立場から、色々な意見を述べる人が現れるでしょう。
ただ、どんな憲法であれ、
「憲法とは、私達国民の権利や生活を、守るためのモノ」
だということだけは、知っておくべきだと、思います。

「『がんばる』母親、谷亮子が、世界柔道で金メダル」で、想う事

「谷亮子選手が、世界柔道・女子48キロ級で、金メダル」

(ヤフー!ニュース)

昨日、テレビで試合を見ました。
谷亮子選手、本当に強かったです。
私は、見るのは好きなのですが、
「柔道に関して、ほとんど素人」
です。
ですが、昨日の谷亮子選手の試合振りを見ていると、
「負けない強さ」
みたいなものに、「ぞくっ」と、しました。
優勝が決まった瞬間、

「喜びを爆発させ、そしてその後、世界の報道陣のフラッシュを浴びる、勇ましい姿」

を見ていると、
「この瞬間のために、どれだけの試練を、乗り越えてきたのだろうか?」
と思って、また、「ぞくっ」と、しました。


谷亮子選手は、2005年12月に、
「長男・佳亮ちゃん」
を、出産。
一児の母親なのです。
当然ですが、この世界柔道に至るまで、
「子育てをしながら、柔道の練習をする日々」
でした。
5月から6月には、
「世界柔道のための合宿」
が、行われました。
そして、
「合宿所近くのホテルに、母和代さんと佳亮ちゃんも、帯同」
したのです。
驚くことに、谷亮子選手は、
「授乳のために、練習所とホテルを、往復」
していたそうです。
おかげで、睡眠時間は、3時間ほどだったとか。
それでも、合宿で練習もしていたのです。
もう、脱帽です。
谷亮子選手は、金メダル獲得後、インタビューで、
「出産して逆にスタミナがついた」
と、言ったそうです。
「これを乗り切れば、いい勉強、経験になる」
と自らに言い聞かせていた彼女には、再び脱帽です。

谷亮子選手の「がんばる姿」には、しつこいですが、ただ脱帽です。
でも、彼女以外にも、日本の各地には、
「子育てに奮闘しながらも、必死に働いている母親」
も、いるのです。
今回の金メダルは、彼女だけでは、無理だったでしょう。
色々な人の支えが、あってこそ、だと思います。
そして、何より大きいのは、
「母和代さんの、助け」
です。
ですが、
「両親がいない、もしくは、手助けが無理な家庭環境」
の親御さんも、当然います。
また、
「働かざるを得ない経済的事情がある母親」
も、います。
日本中の多くの母親も、きっと、
「谷亮子選手に負けず劣らずの苦労を、している」
のです。


日本には、働く母親のために、
「不充分であり、そして、うわべだけの支援制度」
しか、ありません。
本来は、
「国が支援制度を、早急に整備すること」
が、望ましいのです。
ですが、ご存知の通り、国の動きは、まるで、
「牛の歩みの様に、鈍い」
のです。
しかし、黙っていては、何も変わらないのです。
そして、もっと大切なのは、
「働く母親の『がんばり』を、日本人が理解し、きちんと受け止めること」
だと、思います。

まずは、私達国民が理解しないと、国が動くはずも、ありません。

「流れ」

を、作るのは、私達国民なのです。


これからも、
「谷亮子選手を含めた、同じく他の働く母親達の『がんばり』」
に、応援し、そして、期待しています。

お久しぶりです。と、久しぶり病院リポート

ずいぶん、久しぶりの更新となりました。
木曜の深夜から、体調を崩してしまい、しばらく休養していました。
コメントの返事、及び、ご訪問出来ずに、申し訳ありませんでした。

m(_ _ )m
この3連休、ゆっくりしたおかげで、無事、体調も復活してきました。
しかし、仕事を含めた3連休の予定が、完全崩壊。
体調管理の大切さを、あらためて、感じた「おっさん」です。


かなり久々に、内科のお世話になりました。
体調に異変があった日は、相当辛かったので、早めに診て貰おうと思い、
診察開始(9時)の30分前(8時半ごろ)には、受付を済ませました。
しかし、実際に、診察してもらったのは、
「2時間半後の、11時」
でした。
そのあと、会計やら調剤薬局やらを済ませて、気がつけば、
「ほぼ、昼の12時」
です。
体調の異変も辛かったのですが、正直なところ、
「待っている時間の方が、相当辛かった」
です。

かといって、その病院を責めることは、出来ません。
私が受付した時間には、内科だけで、
「15,6人待ち」
だったと思います。
小さいですが、一応総合病院ですので、他の科目の方を含めて、
「本当に、大勢の人が、待合室で、待っていた状況」
です。
しかし、担当医師は、
「各科に、一人ずつ」
です。
おまけに、その病院は、
「救急医療」
も、行っているのです。
人手が足りているはずもありません。


病院に来られているのは、場所柄や時間帯もあるのでしょうが、
「ほとんどが、高齢者の方々」
でした。
詳しくは当然見えませんでしたが、
「一人当たりの診察時間は、お年よりほど、長くなる」
のです。
一概には、言えないかもしれませんが、病気の処置だけでなく、
「説明に要する時間が、私達の世代より、かなり時間が、かかる」
と、感じました。
これは、調剤薬局のやり取りで、特に感じました。
私には、今の高齢者の方は、
「年齢とは違い、元気な方が多い」
という印象がありました。
ですが、続々と診察を受けられるお年寄り達を見ていると、
「日本の高齢化社会の、本当の姿」
が、見えたような気がしました。


私が診察を受けた病院では、産婦人科があります。
こちらも、相当な数の方が、診察に訪れていました。
数年前の記憶ですが、
「以前より診察に来られている方の数が、かなり増えている」
と、感じました。
私の近所でも、産婦人科が、どんどん減っています。
ということは、残る産婦人科に、どんどん患者が増え、負担が増えます。
そんな状況が続けば、果たしてどうなるんだろう?と、不安に思います。


今、医療危機と言われています。
そんな実態を、ほんの少しだけでも垣間見れたので、
「今回の病気でも、いいことが、あった」
と、無理矢理思うことに、しておきます。


歴史を楽しもう!「安倍前首相と、織田・豊臣・徳川との違い」

昨日の首相突然の辞任で、政界がすっかり騒々しくなりました。
時期候補に、色々な人の名前が挙がっています。
誰がなるにしても、大変でしょうね。
今の日本には、問題が山積みですから。

退陣した安倍晋三氏は、私の個人的な印象として、
「世間の流れを、読めなかった」
という印象が強いです。
そこへいくと、前首相の小泉氏は、
「良し悪しは別にして、世間の流れを捉えるのが、うまかった」
と、思います。
でも、日本(だけでないと、思いますが)では、権力の頂点に立つのには、
「歴史的に見ても、世間の流れを、どれだけ捉えることが出来るか」
が、重要でした。

歴史的にも有名な、
「織田信長」「豊臣秀吉」「徳川家康」
が、とても解りやすい例だと、思います。


「織田信長」の時代は、
「古びた制度のため、日本社会が、硬直状態」
でした。
日本人皆が、そんな状態を不満に思っていました。
でも、社会を変える勇気も力もありませんでした。
しかし、
「信長の、当時の日本では新しく合理的な思想」
が、日本を変えるきっかけと、なりました。


「豊臣秀吉」の時代は、
「信長の独創的すぎる政策に、疲れていた状態」
でした。
そこへいくと、
「秀吉は、世間の流れを読む天才」
でした。
「戦乱の世は、理屈でなく、利で動く」
と、いち早く見抜いた秀吉は、
「武士や、庶民までに、利を与える」
ことにより、人の心を捉えることに成功しました。
おまけに、
「戦争まで明るく楽しいお祭りの様な雰囲気を演出」
したのです。
この政治的演出という点では、
「後にも先にも、秀吉に勝る人は、いない」
でしょう。


「徳川家康」の時代は、
「老年の秀吉の暴走に、疲れ果てた時代」
でした。
人の心を捉える天才の秀吉も、晩年は、
「公共事業の乱発や、朝鮮での戦争」
などで、人の心が離れつつありました。
秀吉の死後、
「安定した、平和な世の中を、世間が求めている」
と感じて、それを意識し続けたのが、
「徳川家康」
でした。
「この人に従っていれば、将来安全だ」
という安心感を与えることにより、人気を集めました。
現に、日本の人々に、
「約250年の平和な時代」
を、与えたのです。


この3名の時代と今では、比べることが、間違っているかもしれません。
ただ、
「民主主義制度であれば、なおさら時代の流れを読む力が必要」
だと、思います。
現に、
「流れを読めず、選挙に惨敗した、前首相」
が、いい例です。
もう少し、
「世間の流れを読む、もしくは、流れを生み出す力」
が、前首相には足りなかったかな、と思います。