大阪の片隅から「日本社会を変えたい!」と思い「こっそり」と叫ぶ。 -5ページ目

歴史を楽しもう!「世襲の起源は、江戸時代?」

新たに誕生した、
「福田康夫内閣」
ですが、ご存知の通り、この方は、
「福田赳夫元首相の息子」
です。

つまり、
「親子2代で首相になった」
のです。
そういえば、
「前首相も、2代目」
でした。
政治の世界は、今や
「2代目、3代目が、本当にたくさんいる」
のです。
それについて、批判的な意見もあります。
しかし、これは、政治の世界だけに限ったことでは、ありません。
「歌舞伎、狂言、落語家、大相撲(の行司など)」
など、
「仕事どころか、名前も継ぐ」
といった場合もあります。
こういった風習は、
「江戸時代の身分固定化」
に起源あるのです。


江戸時代は、
「士農工商」
という身分制度がありました。
この身分制度の特徴は、
「身分の固定化」
でした。
制度上では、一部の例外を除き、
「生まれついた身分が、変わることは、なかった」
のです。
江戸初期の幕府の政策の基本は、、
「日本の制度や社会、技術などを、とにかく現状で固定する」
ということでした。
「進歩や変化を求めない社会」
にすることにより、
「江戸幕府を変えよう、もしくは、倒そう」
とする行動を、封じ込めようとしたのです。
これは、ある意味成功しました。
なぜなら、
「ほぼ200年間、江戸幕府が、揺らぐことが、なかった」
のです。
しかし、同時に国も閉じてしまった結果、海外での、
「大航海時代と、産業革命に、取り残される」
という結果になったのです。
江戸時代の身分固定化は、
「島国独特の、内向的な日本人の性格を、さらに強めた」
と、思います。
この悪影響が、江戸以降の日本には、あったのでは?と考えています。
しかし、こういった制度は、
「伝統的な文化や技術を、受け継いていく」
という利点もありました。
「歌舞伎、狂言、落語、大相撲」
今でも、こういった伝統文化を楽しめるのは、
「きちんと受け継いできたから」
だと、思います。


「政治家の、2代目、3代目」
は、色々な問題があるとは、思います。

他の分野の世襲においても、共通することですが、

「閉鎖的でありすぎて、他の分野の人の価値観を、理解しにくい」

という傾向があると思います。
政治家だけでなく、代々受け継いでいくという習慣において、
「自分達の世界に閉じこもらず、幅広い視野を持つこと」
といった事が、大切だと思います。
当然、
「2代目、3代目だから」
という理由だけで、「変な目」で見ることも、問題であることは、
言うまでも、ありません。
何事にも、通じますが、

「互いに、理解しあう、認め合う」

ことが、大切なのですから。


「力士死亡、傷害で立件」を聞いて想う、「大人の『いじめ』が社会に及ぼす悪影響について」

「いじめ」
は、今に始まったことでは、ありません。
ですが、ここ最近は、
「いじめが陰湿、そして、より残酷になってきている」
という、漠然とした印象があります。
少し前、
「いじめを苦に、授業中に自殺した学生」
も、いましたが、かなり陰湿な「いじめ」が、あったようです。
しかし、こういった「いじめ」は、
「事件になったからこそ、表に出た」
のであって、
「表に出ないままの、陰湿ないじめ」
は、たくさんあるのでしょう。
しかし、「いじめ」は、子供だけの問題では、ありません。
「大人でも、陰湿で、残酷な、いじめ」
は、存在しているのです。
「今年6月、17歳の力士が急死した件で、部屋の親方らを傷害などで立件へ」

(yahoo!Newsより)
というニュースを聞いて、
「大人が、これでは・・・」
と、ため息が出ます。


この事件は、最初、
「稽古中の、事故」
という報道がありました。
大相撲は、
「格闘技でもあり、激しいけいこなら、事故もあるかな」
と思っていました。
しかし、詳細を聞くと、
「相撲の稽古とは、無関係の事実」
が、あったのです。
たとえば、
「親方に、額をビール瓶で殴られたこと」
も、あったとか。
これは、まだ許せる(?)としても、もっと驚くことに、
「兄弟子達に、たばこの火を押し付けられ、体にやけどの跡があった」
そうです。
これは、あきらかに、
「兄弟子からの厳しい指導ではなく、ただのいじめ」
でしかありません。
恐ろしいことに、この件は、
「最初、稽古中の事故でのこと、としか、報道されていなかったこと」
です。
「たまたま、稽古中に死亡したから、明るみになっただけ」
かも、しれないのです。
「他の部屋でも、似たことがあるかもしれない」
という疑惑は、当然浮かびます。


大相撲に限らず、スポーツの世界は、
「厳しい、縦社会」
です。
この事自体は、別に悪いことでは、ない、と思います。
「先輩の厳しい指導で後輩が育つ」
のが、スポーツの世界だからです。
ただ、
「縦の関係を利用して、悪質ないじめに発展する場合」
は、何の意味も無いのです。

しかし、こういった事は、
「毎年、同じことが繰り返され、悪しき伝統となる」
という場合が、多いのです。
今の大人でも、若い頃の部活動で、
「先輩達の悪質な指導の影響で、何か歪んで育った」
という影みたいなものが、見える人も、います。
そんな大人が、親となるのです。
子供達への悪影響は、当然あるでしょう。


スポーツ活動で学ぶ、
「上下関係の厳しさ」
は、とても大切な事だと思います。
ですが、
「厳しさと、単なる無意味ないじめは、まったく意味が違う」
のです。
こういった悪しき風習みたいなものを、大人たちが自覚して、

無意味ないじめを無くさないと、
「子供達の陰湿ないじめは、なくならない」
と、思います。
いつも、言っていますが、
「まずは、大人から」
が、本当に大切だと思います。

「福田内閣、組閣報道」を見て想う、「どうせなら、裏より表で踊るバカで、ありたい」

先ほどまで、
「福田内閣発足、組閣へ」
のニュースを「勉強のために」、テレビで見ていました。
「勉強のために」でなくては、見ていられないシロモノです。
某番組では、

「福田内閣、組閣の裏舞台」

なるものを、先ほど延々と放送していました。

忍耐の限界が来て、テレビを消しました。

でも、

「これを見て、楽しむ日本人も、いるのだなあ」

と思うと、少し首を、かしげたくなります。


今、ではなくて、もうずいぶん前から、
「政治不信」
なんて言葉を、よく耳にします。
確かに、そう言いたくなるような、
「政治や官僚たちの、腐敗」
は、事実だと思います。
ただ、マスコミが、
「とにかく、アラを探す」
みたいな報道には、うんざりしています。
本来、マスコミは、
「政治や官僚との対決姿勢」
であるのは、当然だと思います。
しかし、その姿勢が、どうも、
「私達一般国民と同じレベル」
としか、思えないのです。
特にそう感じたのは、
「組閣の裏舞台なるものを、詳しく報道していた」
ことです。
これは、まるで、
「会社での人間関係の裏側を、飲み会や休憩時間に、

楽しそうに語る人たち」
と、何も変わらないと思います。
この「楽しそうに語る人」が、きっと、
「組閣の裏部隊なる話を、楽しく見ている」
のだとは、思いますが。
私は、どうも好きになれませんし、意味が理解できません。
逆に、
「福田首相の記者会見を、生で延々と放送するNHK」
の方が、ある意味「まとも」かな、と思ったぐらいです。


どうも、今の日本人は、
「裏方仕事もしないのに、舞台裏でウロウロするだけで、

文句や陰口だけを、言う人」
が、増えすぎている気がします。
「舞台裏をウロウロするぐらいなら、表舞台に、なぜ立たぬ?」
と、私は思います。
これは、今の大人全般に言えることかも、しれません。
だからこそ、マスコミが、
「私達が見て楽しむであろう、政治の舞台裏を、時間を割いて放送する」
のだと、思うのです。
確かに、今の日本社会では、
「表舞台に立ち、一生懸命演じることが、バカバカしく感じる」
かも、しれません。
しかし、時には、
「人とは違って、バカに見えたり、バカにされることがあっても、
勇気を持って、舞台で踊り狂う」
のも、いいかと思います。


記事を書き終えてみると、何やら、
「自分でも、笑うぐらい、幼稚な文章の記事」
ですが、
「舞台の隅で、踊るバカの言う事」
だと思って、お許し下さい。

新総裁、ならびに、与野党に望むこと。「テロ特措法に関して、きちんとした議論を!」

今日、夕方テレビでは、
「福田新総裁の記者会見」
が、各局で放送されていました。
NHKでは、生放送でした。
ちらりと、見たのですが、
「記者の質問に、メモを取りながら、

慎重に答えようとすればするほど、力が入る姿」
を見て、何やら、
「普段冷静な口調の71歳の男が、荒ぶる姿」
に、こちらも、ドキドキしました。
内容的には、政治家特有の、
「とにかく慎重」
というものでした。
これは、今も昔も、変わりませんね。
「本音と建前」
これも、うまく使うのが政治家の語り方です。
ただ、これが、いつまでも続くのは、少し困ります。
「テロ対策特別措置法」
の様な、重要な課題ほど、そろそろ、
「わかりやすく、はっきりとした議論」
を、望みます。


「テロ対策特別措置法」(略称:テロ特措法)とは、
「インド洋で、テロとの戦い(主にアフガニスタンで)をしている多国籍軍に、

自衛隊が給油活動をするために、作られた法案」
です。
「イラク特措法」とともに、
「自衛隊が、海外で活動するために、作られた法案」
です。
この両方の法案では、
「戦闘地域に自衛隊を派遣するのは、憲法違反では?」
との議論が、起きました。
しかし、自民党では、
「アフガニスタンは、戦闘地域では、ない」
として、法案は議会を通過しました。
「イラク特措法」も、同じでした。
しかし、アフガンにしろ、イラクにしろ、
「両国が戦闘地域ではない」
と両国の国民が聞けば、腰を抜かすか、大笑いするでしょう。
これは、笑い事では済まないのです。
現に、
「一時期、陸上自衛隊も、あのイラクに、駐留していたことが、ある」
のですから。
もし、あの時、そして、今の給油活動中に、
「戦闘で日本人が死亡」
したら、政府は、どう説明するつもりだったのでしょう?
「事故」
とでも、言ったのでしょうか?
この件に関しては、今思い出しただけでも、腹が立ちます。


しかし、私は、
「対米協力なくして、日本が生き残ることは、出来ない現実」
が理解できないほど、幻想的な考えは、ありません。
ただ、もし、協力するにしても、ずいぶん以前にも言ったのですが、
「物事を、あいまいにしたまま、貴重な日本人の命を、

戦地に送り込むのは、やめて欲しい」
のです。


この「テロ特措法」は、今年11月1日で、期限が切れます。
辞任した安倍前首相は、この法案の延長を目指していました。
今回総裁となった「福田康夫氏」も、延長を目指しています。
民主党は、かたくなに、
「延長反対」
を、主張しています。
しかし、国のため、そして、国民の命のためにも、
「くだらぬ意地は捨てて、きちんと、話し合って欲しい」
と、与野党ともに、お願いしたいです。


「本音と建前」や「あいまいさ」
これは、日本人の性質かも、しれません。
大人の皆様なら、多少理解できると思います。
しかし、そろそろ、
「日本の未来のためにも、はっきりした議論を、する時」
だと、思っています。
「あいまいなままにして、危険な仕事を、

一部の自衛隊隊員に、押し付ける」
のは、もう、やめるべきです。

「大阪の最高気温34.4度」で、ふと思ったこと。「暦どおりの活動には、無理がある?」

私は、午前中「軽く」ウオーキングをしました。
なぜ「軽く」といえば、
「とにかく、暑い!」
のです!
夜、ニュースを聞いて驚きました。
「大阪の今日の最高気温 34.4度」
だとか!
今日、三連休初日の土曜日、大阪では、
「運動会、及び、地域運動会などのイベント」
が、あちらこちらで、開催されました。
ウオーキング途中でも、運動会をしている会場を見かけました。
「大丈夫かな?」
と、心配していましたが、案の上、
「大阪の高校の文化祭で9人、

京都の小学校の運動会で10人が、

熱中症で病院へ」
というニュースを聞きました。
ウオーキング途中で、涼みがてら大型のショッピングモールへ入ると、
「店舗は、すっかり、秋」
でした。
長袖の服や、上着など、秋物がずらりと並んでいます。
しかし、さすがに、見る気もしません。
ちなみに、明日は祝日です。
実は、
「秋分の日」
なのです・・・。


日本という国には、四季(+梅雨)があります。


3月から5月ぐらいは、「春」
6月が、「梅雨」
7月から8月が、「夏」
9月から10月が、「秋」
11月から2月ぐらいが、「冬」

だいたい、こんなイメージがあります。

イメージだけでなく、
「秋分の日」「立冬」「春分の日」などなど。
季節の節目を表す日が、
「昔ながらの暦(こよみ)」
には、存在します。
企業や学校などは、おおむね
「暦の季節に合わせて、行動している」
のです。
しかし、それは、
「すでに、相当無理が、ある」
と、思います。
この秋の高温は、確かに特に高温かもしれません。
ですが、今年だけでなく、
「ここ10年ぐらい、秋の気温は、高い」
のです。
秋だけでなく、冬も短くなっています。
春も、4月中旬や5月には、初夏の様な気温が続きます。
もう、今の状況では、
「昔の暦は、現代の環境は、通用しない」
のです。
別に、暦まで変えろ!とは、言いません。
「季節後のイベントを、見直したほうが、いい」
とは、思います。
なにせ、
「あきらかに、健康に害があるような運動会は、おかしい」
のですから。

「古い慣例を変えるのが、苦手な日本人」

には、難しいかもしれません。

ただ、

「季節感を、現在に、あわせる」

だけの話です。

「頭を、やわらかくして、考えて欲しい」

と、思います。


少し、今日は(今日も?)、
「パッとしない、記事」
でしたね。
これも、
「日本一暑い大阪で、記事を書いているから」
と思って、ご容赦ください。