大阪の片隅から「日本社会を変えたい!」と思い「こっそり」と叫ぶ。 -4ページ目

今週、記憶に残った話題。「大阪市・御堂筋地区・禁煙条例スタート!」

やっと、忙しかった一週間が終わりました。
しかし、来週も、落ち着きそうにも、ありません。

コメントのお返事、ならびに、訪問が遅れるかもしれませんが、

お許しください。


どうも、世間の動きから、取り残されている感じがします。
ざっと、新聞やテレビのニュースは、見ていたつもりです。
「国会が始まったのに、大相撲問題ばかり」
というイメージしかないのが、とても、残念です。
それ以外に、今週気になったのが、
「大阪・御堂筋、10月1日から、禁煙」
という話題です。


今や建物内、店舗など、室内の分煙化、もしくは禁煙化は、当たり前です。
しかし、ここ最近増えているのは、
「屋外での禁煙場所の増加」
です。
おそらく、屋外禁煙を聴くと、多くの喫煙家達が、
「外で、タバコ吸うたらアカンなら、どこで吸うねん!」
と、お怒りになるでしょう。
しかし、タバコの害とは、煙以外に、
「歩きタバコで、手に持っているタバコが、他人に当たってヤケドをする」
という危険があります。
しかも、大阪の御堂筋は、今、
「観光客の増加などで、人の通りが、年々増加している」
のです。
ついに、大阪市では、
「御堂筋を禁煙地区に指定して、もし、違反すると罰金1000円」
という条例を作りました。
ちなみに、私は、喫煙家です!
でも、この条例は、
「いたしかた、なし」
です。
「自分勝手な喫煙家の行動が、自らの首を絞めただけ」
ですから。
ただ、
「警察OBが、路上喫煙防止指導員として、取締りを行う」
のですが、
「警察関係者に、喫煙まで、指導される」
のは、なんだか、あまり気分のいい話ではありません。
しかし、
「守るべきマナーも、守れなかった大人が、悪い」
のです。


これは、喫煙家だけではなく、
「他のマナー違反も、もしかすると、指導員に指導される時が、くる」
かもしれないのです。
「いずれは、日本も、徹底監視社会」
にしたくなければ、
「私たち大人が、守るべきマナーを普通に守る」
ことを、するべきでしょう。


ちなみに、大阪市内で行われている、
「民間による路上駐車取り締まりも、警察OB」
が、多いそうです。
「車の仕事」であり「喫煙家」である、私です。
今後、あまり警察OBの方と、関わることが無いように、がんばります・・・。

「何かと報道されている大相撲」で想う、「お客様の大切さ」

おはようございます。
久々の更新です。
ここ数日、多忙につき、訪問、コメントのお返事が、滞りがちです。
来週には、落ち着く「かも?」しれませんので、しばらくはご容赦ください。


ビジネス書籍の中で、
「好調な企業に学ぶ」
といった感じの種類の本があります。
最近、目に付くのが、
「トヨタ式について」
の本と、そして、
「ディズニーランドの経営方式」
についての本です。
勉強不足な私は、ほとんどが立ち読みの斜め読み程度しかしていません。
ディズニーランドについての本の中で、
「私達の給料は、ゲスト(お客様)から、頂いている」
といった事が、書かれていたと思います。
ディズニーだけでなく、商売と言うのは、
「お客様あって」
の事だというのは、当然です。
「お客様」がお金を払ってくれなければ、商売は成り立ちません。
わざわざ、言うまでもありませんが、商売の基本中の基本なのです。
私も、一応、「サービス業」の「端くれ」です。
たとえ何があろうとも(?)、
「お客様が、あってこそ」
を、忘れてはいけない、と思っています。


話は変わりますが、ここ数日、
「大相撲の稽古部屋での暴行事件」
についての報道が、続いています。
最初問題になったのとは、別の部屋の問題まで報道されています。
テレビは、最近見ていませんが、
「記者と部屋関係者のトラブル」
もあったようです。
「大挙して、部屋前に、押しかける」
ことに、何の意味があるのか、さっぱりわかりません。
マスコミも、
「あいもかわらぬ、不可思議な盛り上がり」
です。
「朝青龍問題」でも、今回の問題でも思うのが、
「相撲を観戦してくれるお客様のことを、忘れていは、いないか?」
ということです。
大相撲は、
「伝統と格式」
に守られてきました。
しかし、それ以前に、
「相撲の興行」
であるはずです。

ただの「伝統と格式の世界」なら、

「行事として、どこかの神社などだけで、開催すればいい」

のですから。

あくまでも、
「相撲を見に来てくれる人、愛している人が、あってこそ」
だと思うのです。
ですから、
「何か問題が起きたら、まず、相撲を見てくれる人に対する説明」
が、あるべきだと思います。


「マスコミ対応」など、相撲関係者からすれば、
「なんでやねん」
と、思うかもしれません。
しかし、たとえ○○なマスコミでも(!)、
「その向こう側にいる、相撲ファンのこと」
を、忘れて欲しくない、と思います。


「変化しつつある、日本人の生活スタイル」についての、雑談

今日の記事は、
「日本人の今の生活が垣間見えた、二つの広告についての雑談」
です。
あくまでも、「雑談」ですので、
お忙しい方、お疲れの方は、遠慮なくパスしてください!


まず、一つ。
「夜用の洗濯用洗剤のテレビCM」
です。
これは、
「夜、洗濯して、夜、干しても、きちんと仕上がる」
といった洗剤だそうです。
そのCMでは、
「今、共働きの世帯の○○%が、夜洗濯している」
といった事も、紹介していました。
私の知り合いでも、
「夜、洗濯、夜、干す」
といった人が、増えています。
「洗濯は、朝して、昼、干す」
という生活スタイルが、当たり前のはずでしたが、
「今は、そんな当たり前のことが、出来ない時代になったんだなあ」
と、感じました。


もう、一つ。
電車の中の広告です。
それは、
「とある、栄養ドリンクの広告」
でした。
大きな字で、
「夜、帰りが遅い!前の日の疲れが、取れない!
そんな方に、おススメ!」
といった事が、書かれていました。
その字のバックには、
「ベッドに座り込んで、大あくびをするサラリーマン風の男性の写真」
が、写っていました。
何より驚いたのが、その写真の隅に、時間が書かれていました。
その時間が、
「AM 3:00」
です。
今、日本は、
「実は、これでも、好景気」
だそうです。
それなのに、
「人手不足」
です。
しかも、「経費節減」の名のモトに、
「経営者側が、簡単に、人を増やそうとしない」
のも、現実です。
ですから、
「今、働いている社員への、負担がどんどん重くなっている」
のです。
たとえば、
「都市部のマンション建設ラッシュの影響で、好景気な建設業界」
です。
私の知り合いに、建設業界で働く人がいますが、
「平日の帰宅は、ほとんど深夜。
休日も、ほとんど仕事。」
が、当たり前だそうです。
おまけに、それだけ働いても、
「給料が、たいして多いわけでは、ない」
のです。
ですから、栄養ドリンクの広告にあった、
「AM 3:00という時間」
は、あながち無茶な時間でもなく、
「意外と、共感する人が、多い」
のでしょう。


この二つの広告に共通するのは、
「日本人の生活が、変化しつつあることが、わかる」
という事です。
「良い方向」
なら、いいのですが、そうでもありません。
「日本は、豊かな国」
だとは言いますが、
「昼、洗濯が干せず、毎日、帰りが深夜になる」
そんな生活が「豊か」でしょうか?
「本当に、豊かな国とは、どんな国だろう?」
ということを、この二つの広告を見て、考えさせられました。
以上、
「おっさんの、雑談」
でした!

「10月1日、郵政民営化スタート!」の、妙な静けさ

10月1日は、
「郵政民営化スタート」
の、話題を、あちらこちらで聞きました。
朝や晩のニュース、新聞などでも、取り上げられていました。
そういえば、
「小泉政権下で、郵政解散選挙が行われ、自民党が圧勝」
したのは、もう、遠い昔に感じられます。
あの時は、
「改革派 対 抵抗勢力」
なんてフレーズで、マスコミも盛り上がっていましたね。
あの盛り上がりを考えると、
「今日の報道は、いまひとつ、盛り上がりに欠けた」
と、感じました。
しかし、それは、ある意味、当然です。
なぜなら、
「郵政民営化によって、私達が直接得るメリットは、ほとんど、ない」
のです。


今日の報道では、
「ゆうちょが銀行並みに、手数料が値上げ」
「地方での郵便サービスが、どんどん低下している」
という話題が中心でした。
これは、今更報道するほどのでもありません。
ある程度、予想された事です。
ずっと以前の記事でも述べたのですが、
「民営化が、サービス向上に、繋がるわけでは、ない」
のです。
「役所から民間に」
こうなれば、
「会社を維持するためには、利益を上げる」
のが、当然です。
ですから、
「利益が得られない仕事は、しなくなる」
のが、当然です。
銀行事業はともかく(?)、郵便事業は、
「民間と、激しく争う分野」
です。
「競争があれば、サービスが、よくなる」
のが、当然の理屈です。

ですが、
「価格競争の果てには、品質維持が難しくなる」
のです。
今すでに、
「民間宅配各社とも、配達を別会社に委託する」
というケースが増えています。
委託するのは、当然、
「少しでも安い業者に委託する」
のです。
そのため、郵便に限らず、
「民間宅配でも、配達に関するトラブルは、少なくない」
のが、現状です。
これから、ますます「ひどくなる」可能性も、あるのです。


そもそも、郵便局の民営化は、
「郵貯がかかえる巨額の資金を、国から民へ」
という狙いがあってのことです。
このこと自体は、悪いことではない、と私は思っています。
ですから、郵政民営化の実感とは、
「身近に実感できるサービス向上」
などではなく、
「遠い将来に、違う場面で感じることが、

出来るかもしれない」
といった事なのです。
だからこそ、
「今郵政民営化でも、マスコミが、いまひとつ盛り上がらない」
のです。


だからといって、
「規制緩和や公務員改革が、悪いことでは、ない」
のです。
ですから、私達は、
「マスコミのお祭り騒ぎに惑わされること無く、
本当に必要な改革とは何か?」
を、見極めることが、この先ますます大切になるだろう、と思っています。

「ミャンマーで、戦場カメラマン、死亡」を聞いて想う、「重みある戦場からの報道」

日々、デモが続くミャンマーで、つい先日、
「日本人の戦場カメラマン、長井健司さんが、軍の発砲で死亡」
という事件がありました。
日本政府は、昨日、
「高村外相を通じて、ミャンマーに、正式に抗議」
しました。
亡くなられた「長井健司」さんの母親によると、
「よく紛争地域に出かけていた」
という事です。
こんなことを言ってしまえば不謹慎かもしれませんが、
「亡くなられた長井健司さんは、職業上ある程度の覚悟は、

していただろう」
とは、思います。
戦場カメラマンとは、本当に壮絶な仕事です。
「何も、わざわざ、紛争地域に行かなくても」
と、思う方も、おられるでしょう。
しかし、これはきっと、
「私達には理解できない、戦場における何かを誰かに伝えたい」
という強い意志があると思います。
そして、これらの行動は、
「決して、ムダでは、ない」
と、思います。


話を別の地域に、移します。
「イラク」
の事です。
新聞を詳しく読んでいる方は、ご存知でしょうが、
「イラクでは、今でも日々、テロでイラク国民や米兵の死者が増え続けている」
のです。
「新聞を詳しく」というぐらいですから、
「日本では、イラク情勢は、あまり大きく伝えられていない」
のです。
これには、
「日本人そのものや、マスコミが、イラクに対して、関心を失ったから」
という理由が挙げられます。
しかし、別の事情としては、
「イラクでは、日本の大手マスコミの取材は、行われていない」
からなのです。
「でも、日本で見る映像やニュースは?」
というと、これらは、
「海外のマスコミが取材したもの」
なのです。
今私が知る限り、
「イラクにいる日本人は、ほぼゼロに近い」
だと、思います。
原因は、例の、
「日本人人質事件とフリージャーナリストの死亡事件」
が、きっかけです。

「自己責任」

などという言葉から、誰もイラクには、近寄らなくなりました。
だからといって、私達が、
「マスコミに、命懸けで、イラクに取材に、行って来い!」
とは、言えません。
「安全で、飢えも無く、平和な日本に暮らす私達が、
そんな事を言える立場では、ない」
のですから。
しかし、
「海外のマスコミは、イラクで取材を続けている」
のに、
「日本人は、イラク情報を、自前で得ていない」
ことを考えると、何やら情けなくもあります。


私達は、常日頃、
「大手マスコミが発信するニュースから情報を得ている」
のです。
しかし、遠いイラクの地での壮絶なテロの情報は、
「海外マスコミの、命懸けの取材の成果」
でもあるのです。
そして、他の紛争地域では、もしかすると、
「別の日本人の戦場カメラマン達からの、情報かもしれない」
のです。
右から左へ、すさまじく情報が早く流れる今の日本ですが、
「情報を得るための重み」
みたいなものを、たまには考えてみることも、大切かもしれません。